惑星のさみだれの感想とちょっとネタバレ!

主人公の雨宮夕日の元に、突然喋るトカゲが現れます。

ノイと名乗ったそのトカゲは「このままでは世界が滅びてしまうから一緒に戦ってくれ」と夕日に頼みます。

しぶしぶながらもノイと契約を交わし、晴れて「指輪の騎士」の一人となった夕日は、他の騎士達や、騎士をまとめる「姫」であるヒロイン・朝日奈さみだれと共に泥人形との戦いに身を投じていきます。

しかし実は、さみだれは「地球を自分の手で壊したい」という目的を持っているのでした。

戦いの中で夕日は、さみだれは、仲間達は何を考え、何を思うのか。

最終的にどのような結論を出すのかを見届けて下さい。

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惑星のさみだれのネタバレ

物語は主人公・夕日の目の前にノイと名乗るトカゲが現れるところから始まります。

唐突に現れた喋るトカゲ・ノイは自らを「騎士」と称し、夕日に「悪い魔法使いの手から姫を守り、地球を救ってくれ」と頼み込みました。

そして夕日に、「掌握領域」という自在に操れる念動力を与えてくれます。しかし夕日はノイの話に耳を傾けてはいましたが、協力する素振りはまったく見せませんでした。手に入れた掌握領域も、試しに使ってみたところは通っている大学の講師のスカートめくり。ノイが詳しい話をしようとしても、まともに聞こうとはしません。

そんな彼の元へ「泥人形」と呼ばれる敵勢力が出現します。泥人形とは魔法使いが生み出した化け物であり、ノイによると捕まったらひとたまりもないとのこと。またノイは単なるトカゲなので戦闘能力はなく、夕日自身も身体能力は強くないので、戦うのは無理。ここは逃げようと決意しますが、相手の方が速かったようで、回り込まれてしまいました。このままではやられる。夕日が死を覚悟した瞬間、横合いから一人の少女が飛び込んできて、凄まじい威力のパンチ一発で泥人形を吹っ飛ばしたのです!

彼女の名前は朝日奈さみだれ。夕日の家の隣に住んでいる少女で、なんとノイは彼女に向かって「姫!」と言い放ちました。
ぽかんとしている夕日に向かい、さみだれは自己紹介をして、ノイと無邪気に会話をし始めます。
こうして騎士の一人「雨宮夕日」と、姫である「朝日奈さみだれ」が出会ったのです。

この「惑星のさみだれ」は、とにかく大人が格好良い! これに尽きますね。
夕日を含めた「指輪の騎士」は巻が進むごとに増えていき、大人も子供も入り交じったメンバーで泥人形に立ち向かいます。
そんな中で、大人達は未来を紡いでいく子供達のために、色々な姿やそれぞれの「大人としてのあり方」を見せてくれます。
特にフクロウの騎士・茜太陽はメンバーでは最年少ですが、置かれている環境のせいか、世の中を少し斜に構えて見ているところがあります。

 

ですが根は素直で、他の騎士達との交流や、多くの戦いを経て、どんどん心境に変化が訪れます。最終的に一番成長したのは、恐らく彼ではないでしょうか。

もちろん彼だけではありません。騎士全員に見せ場と魅力があります。

バトルシーンも迫力があり、日常パートと戦闘パートのメリハリもしっかりしていて飽きません。

また伏線の張り方も巧妙で、読み返してからハッと気付くところも多いです。かっこいいキャラクター、勢いのあるバトル、濃いストーリー。これら全てが「惑星のさみだれ」には詰まっています!

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